こんにちは。M-SOLUTIONSのふかちゃんです。M-SOLぷらぐぶろぐをお届けいたします。
第4回目の内容は検索を更に便利にする裏技です。
検索拡張プラグインはユーザー選択フィールドに未対応?
一覧画面上で、検索が素早くできる検索拡張プラグイン。検索ストレスを軽減できるプラグインですが、実は、いくつかのフィールドには対応していません。例えば、ユーザー選択フィールドです。ユーザー選択フィールドはkintoneの仕様で、検索をする場合、文字列が完全一致しないと検索が成功しません。
完全一致のみでしか検索できないのは、利便性が下がるため、検索拡張プラグインでは、あえてユーザー選択フィールドを検索対象にしていません。その他、組織選択フィールドやグループ選択フィールドも同様です。
一方で、ユーザー選択フィールドで絞り込み検索をしたいという要望はあります。どうにかできないかと考えたところ、解決できる方法を発見しました!
文字列結合プラグインと組み合わせると、ユーザー選択検索が可能に!
検索拡張プラグインと文字列結合プラグインを組み合わせることで、ユーザー選択フィールドの検索を実現できることが分りました。文字列結合プラグインは、いくつかのフィールドの値を結合して1つのフィールドに出力するプラグインです。この機能を応用することで、ユーザー選択フィールドの値で検索ができるようになります。
設定方法をご紹介
アプリストアにある案件管理アプリを例に説明します。
↑案件管理アプリ
設定方法は次の通りです。
① 最初に、ユーザー選択フィールドの情報を出力する文字列1行フィールドを配置します。
② 文字列結合プラグインで、ユーザー選択フィールドの値を文字列1行に結合するように設定をします。
③ 最後に検索拡張プラグインで、結合先の文字列1行プラグインを指定すれば、設定完了です。
どのような仕組みか分かりましたでしょうか。ユーザー選択フィールドの値を文字列に変換し、その文字列を検索対象にするという応用です。これで、ユーザー選択フィールドの値で検索できるようになりました!
この他にも組織選択、グループ選択フィールドも対応可能です。ぜひ皆さんがお使いのプラグイン検索性向上に検索拡張プラグインと文字列結合プラグインを組み合わせてご活用ください!
お問い合わせはこちら
▼検索拡張プラグイン
https://m-sol.co.jp/service/kintone/contents/plugin/search.php
▼文字列結合プラグイン
https://m-sol.co.jp/service/kintone/contents/plugin/Combination.php