こんにちは。M-SOLUTIONSのふかちゃんです。M-SOLぷらぐぶろぐをお届けいたします。
第5回目の内容はルックアップを便利にするプラグインです。
ルックアップとは?
ルックアップとは、アプリに入力するデータを他のアプリから取得できるようにする機能です。
データ入力の手間を省き、入力ミスも防げます。
たとえば、営業案件を管理するアプリに、顧客情報を管理するアプリを参照するルックアップを設定したとします。すると、顧客情報を取得して営業案件を管理するアプリにコピーできるようになります。
◾ルックアップ例(案件管理)
ルックアップにはない機能
ルックアップは便利ですが、いくつか機能に制限があります。
・参照元の情報が更新されても、参照先の情報は更新されない。
kintoneのルックアップはAアプリからBアプリへのデータのコピーです。つまり、ルックアップを実行した時点のデータを参照元から参照先にコピーします。そのため、参照元のデータが変更されても参照先の情報は更新されません。
◾顧客マスタ(ルックアップ参照元)
・取得ボタンを押さないと情報が取得されない。
ルックアップで参照元から情報を参照するためには取得ボタンを押す必要があります。
ユーザーはこの取得ボタンを押し忘れたりしてしまいます。
特にアクション機能から新規レコードを作成する場合、手間です。
M-SOLUTIONSではこれらの課題を解決するため、2つのプラグインを用意しています。
ルックアップに関するプラグインは2種類!
M-SOLUTIONSでは、ルックアップに関するプラグインを2つ用意しています。
・「ルックアップコピー先反映プラグイン」
・「ルックアップ自動取得プラグイン」
です。
ルックアップコピー先反映プラグインとは?
ルックアップコピー先反映プラグインは、ルックアップ参照元のデータ更新内容を参照先の各アプリへ反映することができます。ルックアップ参照元の更新内容を参照先へ反映することで、RDBと同様の参照機能を実現します。プラグイン設定で更新タイミングや対象アプリを簡単に設定することもできます。
【ルックアップコピー先反映プラグインでできること】
1、反映処理を動作させるタイミングを2通りから選べます。
・ボタンを押したタイミングで、データが反映される。
・レコード編集が保存されたタイミングで、データが反映される。
2、反映対象のアプリを3通りから設定できます。
・スペースに属しているアプリを対象
・全アプリを対象
・対象となるアプリを事前に設定する
3、サブテーブルのルックアップにも対応
標準のフィールドだけでなく、サブテーブルのルックアップにも対応しています。
ルックアップ自動取得プラグインとは?
ルックアップ自動取得プラグインは、kintone アプリへのデータ登録時の入力を簡単にするための kintone プラグインです。標準機能では、kintone のルックアップ項目を設定した場合、「取得」ボタンを手動でクリックしてデータを取得する必要があります。 ルックアップ自動取得プラグインを利用することで、取得ボタンのクリックが不要となり、よりスムーズなデータの登録をおこなうことが可能です。
いかがでしょうか。ルックアップ機能がより便利になります。kintoneルックアップの機能が物足りないなと感じた時は、ぜひ、M-SOLUTIONSのルックアッププラグインを利用してみてください!
お問い合わせはこちら
▼ルックアップコピー先反映プラグイン
https://m-sol.co.jp/service/kintone/contents/plugin/copy.php
▼ルックアップ自動取得プラグイン
https://m-sol.co.jp/service/kintone/contents/plugin/lookup.php